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ちゃんと、くよくよしなよ

おととい10/29はsoarわたしのコラムを公開してもらい、きのう10/30はsoar Human library & Book marketというイベントでゲスト登壇だった。

human libraryは人の人生を本のように味わう、というイベント。その中で、ある方に声をかけられて、お話を伺っている中で思ったことをお伝えさせてもらった。

「くよくよ落ち込むときに、ちゃんとくよくよするのって大事だと思うんです」

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おととい公開されたわたしの記事は、第二弾ということもあるけれど、少しずつ快方に向かっている、という方向性の記事にした。だけど、以前はどん底から這い上がれない、自分がどこにいるのかわからず、どこに手を伸ばしたらいいのかもわからない、そんな日々があった。

当時はものすごくつらい気持ちでいっぱいで、「早く抜け出したい!」「早く抜け出したい!」と焦っていた。だけど、焦った結果、採用してくれるからという理由だけで転職して、適応できずにすぐに働けなくなるということもあったし、すぐに快方に向かうことは難しかった。自分の求めているものがよくわかっていなかったんだと思う。

自分を傷つける行動をやめられなかった時期もあったし、どうにかして生きることをやめられないかも繰り返し考えた。でも、そうやってくよくよと思い悩む時間が、今振り返るととても大切な経験だったのかもしれない。

つらい気持ちの渦中にいるとき「しっかり休んで」みたいなことを言われても、焦って「いやわたしは頑張らないといけないから」という感じのことを言っていたと思う。くよくよするのはつらい。できればくよくよしたくない。でも、くよくよすることが必要な時期って、あるんじゃないかと思う。そういうときに、ちゃんとくよくよして、くよくよしきったら、きっとこれからのことを考えることもできるようになる。

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昨日のhuman libraryでも、たくさんの方々がわたしの話に真剣に耳を傾けてくれた。質問もいただいて嬉しかったし、あたたかいお言葉もたくさんいただいた。

わたしは語り手のひとりだったけれども、与える側というよりむしろ、自分がたくさん宝物をもらったと思う。それこそ、くよくよした時期を長く過ごして生きてきた自分の人生を話し、人に聞いてもらう。救われたのは、わたしのほうだ。自分を肯定してもらった気持ちになって胸が熱くなった。

わたしは今でこそ、くよくよする時間はだいぶ減ったかなとは思う。それでも、人生何があるかわからない。世の中では常に「前向きに」「元気に」というメッセージが溢れているけれど、弱さに浸る時間は、きっと自分の人生で大事だったと思えるようになるんじゃないかと思う。

だからちゃんと、くよくよしなよ。


👇10/29にリリースされたコラム。読んでいただけたら嬉しいです!


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人生を生き直す長い旅をしています。お返しは何もできないかもしれませんが、旅のおともにいただけたらとてもありがたいです。

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Minako Masubuchi / Artist

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