見出し画像

1mmも足りないね

世界中で賞賛されるような美貌を持つ「モデル」のような人たちの方が、実はコンプレックスが根深いのだという。

その人たちのコンプレックスは「ミリ単位(あるいはもっと少ない単位)」のズレで本人を苦しませるそうだ。わたしや多くの人は「目がもっと大きかったら」とか「もっと細ければ」みたいに言う。

でも、「美しい人たち」は理想と現状のズレが少なくともミリ単位らしい。「目の位置があと1mm外側なら」とか、「ヒップのカーブが始まる地点があと2mmくらい上なら」とかそういう感覚だそうで、そういう言い方をするかは別として、他人から見て美しいかどうかは関係ない部分も多いそうだ。


モデルの森泉が「あたしあんまり人のこと可愛いと思ったことないけど〜、」とゲストだったか誰かに言っている場面をTVで見た。その発言はすごく面白いなと思った。森泉に限らず、自分の美貌なり能力なりが大事で、他人のことはどうでもいいし、興味を持つのも無駄なのだ。

商業活動をするなら興味を持たれた方がいいのだろうけど。



さっきまでスマホでiTunesのプレイリストを見ながら、MacBookのGarageBandに繋いだmidiキーボードで、適当に曲のメロディーを弾いていた。原曲キーはわからないから、自分の弾きやすいようにした。

たくさん弾いて、最後に弾いたのはTRFの「Boy meets Girl」。サビはキャッチーにしているけど、わたしはそれよりAメロ、Bメロ(?)のところが好きだ。

夜明けまで歌ってた あなたの得意なSWEET LOVE SONG
やけに思い出しちゃって スーツケースに入れとこう
旅立ちを決めたのは 勢いだけじゃないから
あなたと過ごした日は 20世紀で最高の出来事!!
安らぎが欲しかった 誇れる場所が欲しかった
だけど大切なのは あなたとあの日出会えたことね

一番最後のサビは転調する。さすがに自分の弾きやすいキーでは弾けず、複雑な運指になるので戸惑って流れに乗れなくなってしまった。リズムに乗れない自分にイラついたので、今日のピアノの時間はおしまい。

何にもできないのに少しのズレも許せない自分に腹が立つ。


ふと思い出して、前によく聴いていたPerfumeの「1mm」を聴いてみた。今もこの曲に突きつけられることばかりだと痛感した。

現実はずっと想像の上を行く
覚悟がまだまだ
1ミリも足りないね

PerfumeのPVで歌詞をこんなに文字にして見せているのは他になかった気がするし、ここまで踊らない3人もあまりいないと思う。中田ヤスタカさんの3人の声の使い分けと、文字の表現がシンクロしてメッセージがより強くなる。

わたしが何かにあと1mm近づけたら。それは身近なものかもしれないし、離れたものかもしれない。でも想像の上ってどこだろうな。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

人生を生き直す長い旅をしています。お返しは何もできないかもしれませんが、旅のおともにいただけたらとてもありがたいです。

きっと生きて会えますように
15

Minako Masubuchi / Artist

Artist, JPN / 何が出るかな何が出るかな / 生きづらさの末に精神障害診断 / 4歳くらいからピアノ10年、学生時代は体育と英語が得意、数学ダメだけど証明問題は好き https://instagram.com/minakomasubuchi_jpn
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。