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寂しくはないかい

世間の人々が出かけることが多いゴールデンウィーク、めずらしく家にいる時間が長い。

普段は、愛猫1匹だけで「おるすばん」をしてもらう日が多いのに。

「おるすばん」。

それは、自由に出歩ける者たちがペットに投げかける都合の良い言葉に感じてしまうときがある。

誰もいない日ばかりではない。それに、誰がいても、猫は退屈そうに寝ているばかりで、ときどきカリカリを食べたり、位置を変えてまた寝たりする。今年の夏の終わりで7歳になる猫は、ここで暮らしていて幸せかと不安になる。

寂しくはないかい。

もともとは母猫がいなくなってしまって保護された野良猫だったうちの猫。引き取りに行ったとき、小さな体で兄弟猫たちとじゃれ合っていたのを覚えている。今はじゃれる相手もいない。

寂しくはないかい。

君の人生が厳しい野生の世界で生きるより、少しでも穏やかだといいのだけど。

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人生を生き直す長い旅をしています。お返しは何もできないかもしれませんが、旅のおともにいただけたらとてもありがたいです。

きっと生きて会えますように
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Minako Masubuchi / Artist

Artist, JPN / Artist, JPN 視覚と音楽や文章、感覚全てを使って日本の生きづらさを突き抜けたい https://instagram.com/minakomasubuchi_jpn
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