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「この人のつらさはどこから来るんだろうか」と想像すること

わたしはお金とうまく付き合えずにいた。使い方が下手で、今もまだ関係改善中。人付き合いも下手だし、不器用なことばかりで、困りごとにこれでもかとぶつかってきた半生だった。

今ある程度安定してきて(精神疾患持ちで、病状は一進一退だ)ある程度冷静に振り返られるようになって思い返すと、メンタルがやられて仕事がうまくいかず、仕事がうまくいかないからメンタルがやられる、の負のループに陥っていた時期が長かった。それがわたしの不安定さの大きな理由だった。

そしてお金がなくなりまた焦る。

持病の双極性障害Ⅱ型に限定して言うと、気分の上がった軽躁状態で使いすぎるのはわたしは意外とあまりない。それより、つらい鬱状態を引き上げようと無理にお金を使ってしまうことがたびたびあった。今もその傾向はある。

未だにお金がなくなるとまた不安がつのる。お金がないのに、不安を解消したくてお金を使う。他人から見たら理解不能かもしれないが、とにかく不安で仕方ないのだ。


精神的に不健康になると思考があれこれループして、八方塞がりな気分になるのは、誰でも多かれ少なかれ経験したことがあるのではないかと思う。

冷静に考えれば突破口がどこかにあることも多くて、うまく突破できるときもあるのだけど、人間いつも冷静な判断と行動ができるとは限らないだろう。特に追い詰められると「こうすればいいはず(内容は他人にアドバイスされたり、こうしたほうがいいだろうと考えたことだったり)なのにできない、自分がダメ」みたいに自分を責める気持ちが止まらずまたループに陥ったりするから根が深く厄介だ。

そんな人に対して「自己管理能力がない・やる気がない」と言う人がいる。その通りかもしれないし、赤の他人にまで全員手を差し伸べろとは言えない。わたしもできないしそうするつもりはない。正直、関係性によるから。でも、もうちょっと、「この人のつらさはどこから来るんだろうか」みたいにお互いに考えられる世界になるといいなあ、と思う。

たとえばお金を管理できない裏側の事情まで一緒に考えられる人が、困る人みんなにそれぞれいるといいなと思う。思考を一緒に整理して、じゃあどう対処しようか、っていう信頼関係が成立する人だ。

最近、友達が生活の改善を一緒に考えてくれるカウンセラーに話を聞いてもらって改善を試みていて、よかったなと思っている。本人だけで考えていても、自分に厳しすぎる目標を設定してしまって続かなかったり、難しいことがたくさんあると思う。

朝起きれない、という悩みなども気合の問題だと言われがちだけど問題は様々だったり、根が深かったりすると感じる。わたしも例外でなく、学生時代(特に高校〜専門学校時代)朝起きれず全然授業に出れなくて、すごく落ち込んで先生に相談したことがある。

「朝起きるのなんて誰でも辛いんだから気合で起きるんだよ」

と呆れながら言われ、わたしは絶望的な気持ちになり、「気合」が出せない自分を責めた。今思うと、そういう問題ではなかったと分かるが(生活改善や、精神的な問題があったと思う)当時は理解してもらえず、自分でも理由がわからないので説明できず苦しかった。


何が言いたいかというと、困ってる人にも事情が色々ある場合があるよ、ってこと。「もしかしたら本人も理由がわからない苦しみがあるのかな?」と思えたら、この世界はもっと優しくなるような気がする。

色々失敗を繰り返した過去の自分には、もっと積極的に人を頼って助けてもらえ!と言いたい。今はそんな気持ちだ。



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「この人のつらさはどこから来るんだろうか」と想像すること

Minako Masubuchi / Artist

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Minako Masubuchi / Artist

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