自分について書くときも、インタビューするように

ずっと自分についての文章を書き続けてきた。コメントをもらったり、たくさん拡散してもらった中で、最近ひとつ気づいたことがある。

たとえ自分のことを書く文章であっても距離感が大切みたいだ、ということ。

わたしは人にインタビューして記事を書いたことはない。だから説得力に欠けてしまうのだけれど、たくさんの人たちにインタビューをして想いを伝える編集者・ライターの人たちの文章をよく読む。きっと彼らは対象との距離感にすごく気を使っているんじゃないかと思う。

「ここは踏み込んで聴いてみよう」とか「ここは思う存分語ってもらおう」とか、調節しているのだろう、というのが読んでいるだけでもわかる気がしてくる。


そしてそれは、自分のことを書く文章に関しても言えることなのではないか、とふと思った。きっかけは、わたしがnoteを書いてきた中で一番読んでもらった記事。いつもとは違って、対象が中学のときの先生の話だった。

「中学の先生」という関係の距離感。「15年以上昔の話」という時間の距離感。そのあたりが文章にも現れて、たぶんほどよく読みやすくなったのではないかと思っている。いつもより少し離れた人や出来事を扱ったからだ。

そこでわたしは、いつも書いている「自分の葛藤・苦しみ」とも距離をはかることができたら、と考え始めた。「自分という人」をインタビューするような気持ちで、テーブルの向かいに座るように少しだけ距離をとってみるイメージだ。

「そうなんですね。その気持ちは、どうして湧いてきたんですか?」

なんて質問をしながら、「自分という人」の話をゆっくり聴く。気持ちがどうしたら言葉に乗って伝わるか考える。「わたしは、わたしは」って熱く語り始めたときはそれを聴きつつも、聴きたい話とズレていきそうだったらふわっと話を導く。


「わたしは、わたしは」という自分の気持ちを切々と語る文章もわたしは大好きだ。だけど「伝えたい」と思ったときは熱量をコントロールすることができるといいのかもしれない。それが対象との距離感から生まれるのなら、自分のことをインタビューするように書いてみる。わたしにとって新しい視点だ。

エッセイであっても対話だなあ〜と思うと、とても書きやすくなったし自分にも優しくなってきたような気がしています。あれこれ変わると思いますが、今後もいろいろ試していきたいです٩( ᐛ )و

各種リアクションいつもありがとうございます〜(^ω^)

関連して少し物語風のこちらの文章もどうぞ!
👉 「若い人は歩くのが速いのね」

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Minako Masubuchi

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コメント2件

初めてコメントいたします。ますぶちさんの文章(とイラスト)、とても好きで、いつも面白く拝見しております。

個人的に「自分との距離感」が近い文章を書くときには、「敬体」で書いています。あとは、「小説」にして、ちょっとぼかして書いてみたり。わりと無意識にやっていたのですが、ますぶちさんの投稿を読んで、「あぁ、こういうことだったのかも」と思いました。
わにの呼吸さん🙌いつも見ていただいてありがとうございます〜!文体や形式を自然と変えてらしたんですねー、自然にできることがすごいです!今後も楽しみにしてます✨
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