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ポートフォリオは自分に合ったかたちで

自分に合ったポートフォリオってなんだろう。ずっと考え続けていますが少し見えてきた気がします。

そんなとき先月見かけたポートフォリオナイトというイベントに登壇予定だったのですが、体調不良で欠席させていただく事態となってしまいました。ご迷惑おかけしました…。

当日お話ししたかったことは後々noteにまとめようと思っていたので、わたしの過去のポートフォリオのスクリーンショットとあわせて、つらつらと書いてみたいと思います。

(わたしのポートフォリオサイトはこちら👉haptic


1. ポートフォリオ作るならCMS入れて制作もフルでやらないといけないと思っていた時代

実に自分のサイトを作るのが数年ぶりだったバージョンです。(おそらく2012年くらい)デザイン〜コーディング〜WordPress構築までひとりで行いました。独自ドメインを取ったのもこのときが初めてだったと思います。動いた時は嬉しかった思い出…それがこちらです。

普段描くイラストの色合い、見た人にほっとしてもらいたいという気持ちなどから、ブラウン基調のデザインにしています。手書き文字も使ってとにかくやさしいイメージを作ろうとしていた覚えがあります。でも、iMac27inchで作っていた影響と、自分が他サイトの標準を見なかったのもあって、パーツがどれも大きいよと後で知人に言われました。(ヘッダーめっちゃ大きかったみたいです…)

とはいえコンテンツごとにページ分けしたり、お問い合わせへの誘導を各所に入れたり、パーツをなるべくイラストで作ったり、当時なりにできる工夫はしていました。サイトからご連絡いただけることも何度かありました。

2. とにかく作品を並べて数でアピールしないと!と思っていた時代

続いては同じくWordPressでの構築で、標準のギャラリー機能をカスタマイズする方法を調べて四苦八苦しながらやってみたバージョンです。2013年頃。(とっても縦に長いです…)

長い!とにかく長い!当時から確か1ページで完結させようという流れがあったのでそれに乗った流れだったと思いますが長い。イラストのサムネイルをクリックするとモーダルウィンドウでふわっと大きく表示されるようにはできたのですが、閉じるボタンを押すしか閉じる方法がなく(画面外をクリックで閉じるにしたかったけどjQueryが書けなかった)細かなところで「こうしたいのにできない」という思いを抱えながら運用していてストレスもありました。

それでも、イラストをこれだけ並べるとインパクトもあったと思います。自分でも見ていて楽しかったです。ただ自分の欲しい機能を自分で作れる技術がなく、あちこちサイトを見てコードを引っ張って来てはその場しのぎをしていました。トラブルが起きたときに対処する方法が分からず焦ったりして「自分で分からないことをやっているということが怖いな」と思うようになりました。

3. CMS疲れたよ…ということで自分のできる範囲の技術で作った時代

サーバーにまっさらな状態でデータベースを入れていたときはよかったのですが、リニューアルを繰り返すごとにデータベースもごちゃついたり(整理が怖くてできない)、自分の欲しい機能は静的ページのほうがまだ実現できるんじゃないか、と思い、時代に逆行して思い切ってCMSを捨てたのがこのバージョンです。2016年頃。

シンプル。クッキリと色でセクションを分けて、ギャラリーの部分は白にしてイラストが映えるように。イラストの表示は相変わらずモーダルウィンドウだったと思いますが、静的サイトなので自分の手元で思う存分いじっても大丈夫。安心して作れた気がします。

ただ、問題は更新していくごとに大きくなりました。ひとつひとつコードをいじってアップして…というのがとても手間に感じました。なるほどやっぱり静的サイトで更新していくのは大変だなあと身をもって体感した時期でした。

そこでnoteやMediumに独自ドメインを当てている人たちの存在を知り、以前Wixでサイトを作ったことがあるのを思い出しました。Webの開発をガツガツやるようなお仕事は今はほぼないですし、サイトを全部自分で作ることにこだわらなくてもいいんじゃないかと思うようになりました。

4. AmebaOwndをカスタマイズしてメンテナンスや更新に集中するようになった時代(今)

前述したとおり、わたしは今Webの技術でお仕事をいただこうとは思っていないので、イラストレーターとして、サイトを自分で作ったかどうかは関係ないと思い切ることにしました。そこで、使いやすく更新しやすさも兼ね合わせているプラットフォームAmebaOwndにたどり着きました。現在のポートフォリオです。

ヘッダーとフッターにAmebaOwndのロゴが入りますが(スマホだと結構目立つ)、WordPressのように固定ページやブログ記事も作れるし、SNSの投稿をギャラリー風に並べたりもできます。(Instagramのイラストアカウントから中身を並べてます)機能に制限はありますが(お問い合わせフォームがないようで、外部のフォームを借りたりしました)今までの遍歴を考えると一番しっくり落ち着いた形になったかなあと思います。テンプレートもたくさん種類があって、メインビジュアルやカラーで印象がかなり変わりそうです。


まとめ

自分であれこれ試行錯誤してきたポートフォリオサイトですが、周りにバリバリのWeb制作者が多いのと、元Webデザイナーというプライドが邪魔して、なかなか最適なポートフォリオの形が見つけられないでいました。

そんなわけで、Web制作に詳しくないクリエイターはAmebaOwndTumblrなど既にあるシステムに作品やプロフィールをアップするといいんじゃないかと思っています。ポートフォリオはとても大切なものですが、ポートフォリオ作りにつまづいて手間や時間をとられすぎたり、モチベーションが下がってしまっては元も子もないんじゃないかと…。

それから、ポートフォリオに載せる作品の選別などにとても役立つのがGoogleフォトです。ぽんぽん作品を入れてみて「こういう傾向で売り出そうかな」「こういう作品が欲しいからもっとつくってみよう」みたいなことが客観的に見れます。わたしは描いたら自分のイラストアルバムに突っ込むようにしてます。非公開にしているので気が楽ですし、打ち合わせの時などに「以前つくったものでイメージに近そうなものがあります」という感じでさっと取り出してお話がつながったこともありました。作品ってあちこちに散らばりがちですしね…

最適なポートフォリオの形はこれからも模索していくと思いますが「無理せずできる範囲で大切な作品を見せる」ということも、すごく大事なんじゃないかと思います。

久々に長くなってしまいましたが(画像も長いのですが)お楽しみいただけたら嬉しいです!

わたしが書いたデザイン関連の過去記事もよろしければご覧ください〜
👉作るために広めよう。じゃあ、広めるためにはどうする?
👉「ダサい」とはなにか?

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人生を生き直す長い旅をしています。お返しは何もできないかもしれませんが、旅のおともにいただけたらとてもありがたいです。

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Minako Masubuchi / Artist

Artist, JPN / Artist, JPN 視覚と音楽や文章、感覚全てを使って日本の生きづらさを突き抜けたい https://instagram.com/minakomasubuchi_jpn

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