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居場所はなくても「戻れる場所」はある

パーソナルストレッチに通う日がやっと来た。また施術してもらいながらおしゃべりを楽しむ。

この「待ち遠しい、それまでどうやって過ごそうか」という感覚は、精神科で受けているカウンセリングにかなり似ている。わたしにとってパーソナルストレッチも「カウンセリング」なのかもしれない。


指名でお願いしているトレーナーさんは、10歳以上年下の青年で格闘家でもある。年齢や職業の違いだけ見ると、わたしとの共通点はない。でもそのほうが逆に気楽だったりする。

むしろわたしは同世代の友達のほうが「あの頃あんな音楽流行ってたよね」みたいな話で「(わたしそれ好きじゃなかったんだよなぁ…)」というような居心地の悪さを感じたりすることもある。やたら「同じ」ということにフォーカスすると、「違う」ということが必要以上に特異になってしまう。それが苦手だ。

もちろん同世代の友達で面白いこともたくさんある。同じ環境で過ごしていても覚えていることが全然違う、とか。

今まではどうも「若い」ということを特別視されるのがつらかった。年上の人たちとの交流が多かったのはあると思う。「それだけ若いとこれ知らないでしょ?」って聞かれて答えに困ったり、「わたしはその頃はあのアニメを観てた」とか言うと違ったようで驚かれたり、些細なことで「キャー!若い!!」みたいにされる感じ。

パーソナルストレッチのトレーナーさんも今のわたしから見たら「キャー!若い!!」なのだけど、生まれる時代なんて誰も選べない。その世代・その人だからこそ感じていることを聞くと興味深いことばかりだ。
音楽にあんまり詳しくないと言っていたけれど、かなり昔のアーティストが好きらしい。その理由を聴いて「じゃあこういうアーティストも好きかもですよ〜」なんて話すと興味を示していた。わたしは自分のスポーツ経験をもとに普段楽しんでやれそうなスポーツを一緒に考えてもらったりする。

今日は「僕も走るのはそんな好きじゃないですけど、頭で考えすぎちゃってつらくなったら走ったりしますね」と言っていて、なるほどと思った。いつも脳が過活動なわたしにはピッタリかもしれない。

前屈はもともと得意で手のひらがべったりついていたけれど、それでもわたしは最初まだ腰がカクッと曲がっていたらしい。でもすぐに解消されたので違う箇所をチェックしてもらっている。最近は座って開脚した状態で、かかとの間をメジャーで測ってもらっている。前回と比べたり、施術後に広くなっていると「今度は○○cm目指しましょう!」という感じ。アスリートならではと言う感じで、無理めなハードルを設定してくれるのが楽しい。


会話をしていて自分の全く知らない領域の話になったときは教えてもらったり、その領域でアプローチできそうな質問をしてみる。そうすると自分の領域で相手が話してくれるので、分かりやすい。逆にわたしが知っていて相手が知らないことについて会話を重ねていって、相手の興味の領域に近づけると嬉しい。

昨日ケンタッキーで急遽レッスンをお願いしたカナダ出身の英会話の先生も、わたしが「やってみたこと」「やっていること」「これからやってみたいこと」などを話すと驚かれる。仕事にしたもの(これも定義が難しい)だけでなく、スキルと言っていいのかもよくわからない、漠然とした興味も多い。自分でもうまく説明ができないことに困ることが多かった。今はアーティストと名乗ることで、説明がほぼ必要なくなる上に別のジャンルの人と話しやすいと思ってはいる。

英会話も今はただ好きでやっている。最近は特別なにか英語絡みの勉強もしていない。無理して勉強しすぎて「英語もうやだ」という風になりたくないと気づいたからだ。「前よりこれはできるようになったな」と思うことはそれなりにあるし、拙い英語でも昨日は笑いすぎて疲れるくらい会話できた。おしゃべり好きなわたしには十分すぎる体験だ。

(自分でババーッと書きつつスペルを直したり、知らない表現を調べたりして音読したもの。のちに添削をお願いしたらかなり間違っていたw)


「ジャズとか歌いたいですね〜、昔ピアノをやってたんですけど、クラシック…バイエルとかだったので。ジャズはまた勝手が全然違うらしいんですよね」

なんてストレッチの間に話したら「本当になんでもできるんですね…!」と言われた。いえいえ〜昔なので、と謙遜はしつつも、わたしにはたくさん「やってきたこと(かじってきたこと)」があるなと改めて思えた。それは困った時に「戻れる場所」なのかもしれないと思えた。

なんせ相変わらず生きるのはつらいことばかりだし、わたしは些細なことで気分がコロコロ変わる。やってきたことの中で、世間的に価値を生み出せたことはほんのわずかだ。それがつらくなるときもある。でも何かにぶつかったらまた違った「戻れる場所」に行けばいい。飽きたら変えてもいいし。

そんなことを先日の #超福祉展 で知り合った人に言ってもらったので、アーティスト活動のインスタアカウントを作った。もし何かブランドを作ったり、誰かとコラボしたらまた別にアカウントをつくればいいや。色々なアートに気軽に触れられるし、交流も出来始めていていい感じ。


相変わらずビジネスどころか働くことがどうも下手なので、今のところ自分の活動でのマネタイズは全くできていない。でもそれも、自分の持つものからあれこれアプローチしてみようと思っている。



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人生を生き直す長い旅をしています。お返しは何もできないかもしれませんが、旅のおともにいただけたらとてもありがたいです。

きっと生きて会えますように
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Minako Masubuchi / Artist

Artist, JPN / 何が出るかな何が出るかな / 生きづらさの末に精神障害診断 / 4歳くらいからピアノ10年、学生時代は体育と英語が得意、数学ダメだけど証明問題は好き https://instagram.com/minakomasubuchi_jpn
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